【デスマーチ不可避】新元号でSEは、地獄のどん底へ
「元号を早めに知りたい。システム対応したい。」⇒「盛り上がらないからやだ・・。」
デスマーチの幕開け!
お疲れ様です。
へちやぼらけです。
こんな記事を拝見いたしました。
確かに元号が変わるのは、日本人として祝福すべきことだ。だが、SEにとっては少し憂鬱な出来事になる。
元号の変更に伴うシステム対応だ!
まぁ、正直SEとしては、元号を把握してちゃっちゃとシステム対応を済ませたい。しかし、システム対応の辛さを知らないと「ざけんなw盛り上がらねぇーだろw」とSEごときの発言を一蹴したくなるのかも知れない。
(↑俺的ゲーム速報のコメントより抜粋)
ああ、SEは何故こんなに試されるのか・・・。
元SEの私が彼らの悲痛な嘆きを憫察し、システム対応がいかに大変かを記事にしたいと思う。「SE回せ!回せ!」
それでもSEになりたいか?
そもそも、SEを職業にするのはあまりオススメしない。IT業界は3K(きつい、帰れない、給料が安い)だからやめとけ。なんて助言はよく聞くが、私はSEは3Tだと思う。つまらない、疲れる、徹夜。
修正して「お終い」ではない。
ちゃちゃっとシステム・プログラムを修正。はい、お終い。SEの仕事はこんなに楽ではない。SEのV字モデルという言葉を知っているだろうか。始めは、クライアントとの案件の調整から入る。システムの落としどころ・妥協点をクライアント&SEの双方で握るのだ。
妥協点を落とし込み、システムの分析・修正。その後、テストだ。修正したシステムがクライアントの要求通りに動くか試し、正しく動いた証明をしなければならない。この工程が地味に辛い・・・。クライアントは、システムについて無知だ。だから、必要以上のテストを要求してくる。時には、「ああ、これも気になる~テストして♡」と納期間地かに突発的に要求がきたりする。SEはこれに付き合わなければならない。
だから、早め早めにシステムを構築してテストをしたいのだ。
納期直前にテストをするなんて悪夢はごめんだ。
システム数が膨大
長年修正修正を繰り返したシステムは、雪だるま式に肥大化している。システムの分析や修正に時間がかかるのは明らかだろう。分析時、プログラム一文字の見逃しも許されないし、プログラムを修正する際に一文字の間違いも許されない。ミスなく正確な作業を短時間でこなすのはやはり無理だ。やはり、
余裕をもって早め早めで慎重にシステム対応をしたい。
せめて文字数だけでも・・・。
せめて文字数だけでも知れれば、早めに対応できるかも知れない。元号を出力した際に、枠内に収まるか?出力文字サイズは妥当か?元号が具体的に分からずとも、文字数だけ把握できれば、ある程度の対応を早めにできるかも知れない。
以上。ちょっと早足になってしまったが、この記事を読んで「ああ、SEにだけはなりたくない・・・。」と思ってくれれば幸いです(笑)