【初めて活字にドキドキさせられた】屍人荘の殺人が面白すぎた。
活字でドキドキしたことがあるか?
お疲れ様です。
へちやぼらけです。
「屍人荘の殺人」という本を読了しました。久しぶりに続きがどうしても気になり、ページをめくる手が止まらない作品でした。この本を読んでみての感想ですが、いや~・・・・・。
衝撃です。
本作は、いろいろな賞を受賞したり、テレビなどで取り上げられたりと、話題作だったそうですが、私はそんなことをつゆ知らず購入。事前知識なしの丸腰状態で読み進めていった訳ですが、まぁー衝撃的。たった今読み終わったので、今回の記事にしようと思いました。
「ネタバレはしません。」
※でも、ちょっとだけ話のあらすじに触れます。「いやだ」という方は、ブラウザバック推奨です。
この本をまだ、読んだことが無いあなたが羨ましい。事前知識なしの丸腰で読んだいただきたいのです。
その設定。
本格ミステリで使っちゃう?
序盤は、大学のミステリーサークル。合宿。合宿先のホテルの見取り図等。こってこてのミステリー小説感が漂います。「ああ、ミステリでよくある殺人事件が起きるんだろうな~」と読み進めていくと・・・。世界が一変!。序盤・序盤以降は、別物とお考え下さい。そして、その急変を、ジェットコースターの急降下のように楽しんでください。色々語りたいのですが、フィクションでしか描けない常識破りの極限状態。今までのミステリーの常識は通用しない。とだけ書き添えておきます。
序盤以降、
ドキドキが止まらん。
活字でドキドキしたことがあるか。「誰が死んでしまうんだろう?」「次はどうなってしまうのだろうか?」。最後まで先の読めない、驚きと恐怖の畳掛けです。なにせこの著者は、序盤からの急展開をやってのけた男だ。次のページではもしかし・・・。と疑念にかられるのはしょうがない。更に、本作で描く極限状態が更にドキドキを加速させます。ミステリー×○○○この組み合わせは、ヤバい。
見事な伏線回収
ミステリー×○○○という異例の組み合わせですが、肝心のミステリーという部分もしっかりできている。「本格」「驚き」のトリックに圧巻です。極限の状態の中、ロジカルに犯人を特定する場面なんて、もう見事な書きっぷり。伏線だらけですが、伏線はきちんと回収。常識破りの本作だが、納得感のあるミステリー小説です。とりあえず、登場人物全ての発言を聞き逃すな!
あっと言う間に読み終わりました。みなさんも、是非読んでください!ではっ!