【酷評こそ至高】宇多丸のシネマハスラーって知ってる?
俺の中で一番熱い映画評論家。宇多丸さん
お疲れ様です。
へちやぼらけです。
映画評論が面白すぎる。
テレビやyoutubeなどの台頭で、「〇〇さんのラジオ番組楽しみにしている。」なんて方は、ぶっちゃけ絶滅危惧種なのではないでしょうか?かつての勢いを失いつつあるラジオ業界ですが、是非とも聞いてほしいラジオ番組がここにある。
ライムスター宇多丸の
ウィークエンド・シャッフル
ラッパーとして活躍されている宇多丸さんの雑談ラジオ。宇多丸と聞いて、知らない人もいるかも・・。坊主にグラサンという奇抜な恰好。そして、ハスキーな声をお持ちの方です。
(↑これが宇多丸さん)
このラジオ番組の1コーナーである「シネマハスラー」。知らない人がいたら、是非このコーナーを聞いてほしい
シネマハスラー
先ほど紹介したラジオ番組の1コーナーだ。
このコーナーはざっくり言うと「映画を視聴してみての感想」だ。そして、映画はサイコロ・ガチャガチャでランダムに決まる。素晴らしい映画にあたることもあれば、最高に酷い映画にあたる場合もある。時間としては、概ね30分。この限られた時間で、素晴らしいと思う映画は褒めちぎり。逆に、酷い映画は持てる限りの力で罵る。そんな感じのコーナーだ。
そして、俺が断然オススメするのは、ひどい映画を酷評する回。これが、最高にシニカル・かつ的確で笑える。聞いていて気持ちいい。スカッとする。
酷い映画を見た時、何か心がモヤモヤしないだろうか?言葉にできないあの、不快感・イライラ。それを言葉にできないのは、もしかしたら我々の表現力が足りないからかも。宇多丸さんは、そんな私達の胸のモヤモヤを「シニカルな論評」「怒声」で言葉にして表現ができる。「あ、そうそう俺の思っていたことはソレ!」と、ハートを揺さぶられること間違いなし。
聞けば聞くほど、あなたの映画に対する審美眼は向上していく。しかし、聞きすぎると純粋に映画を楽しめなくなる可能性も・・・。正に上の画像のような感じ。彼の穿った映画論が頭に染み付き、それが知識として定着してしまうことで、今まで気にならなかった場面や描写にイライラしてしまうかも。
「ああ、今まで頭を空っぽにして、映画を楽しめたのにな~」と。
しかし、気付く。ワンランク上の感性を備えた自分に。そして、心の中でバカにする。「この映画を心の底から楽しんでいる彼らを」。
豊富な語彙
語彙力を身に着けたいなら、彼のラジオを聴こう!ラジオを聞いて誰しも思うのが、語彙力の凄さ。語彙力に定評のある方らしく、正に、知性とユーモアを兼ね備えた方。
寧ろ観たくなるは!
彼の持つ不思議さ。酷評した映画程見たくなる。どれだけ酷いのか、実際に自分の目と耳で確認してみたくなるんですよね。ちょっと変わった目線で映画を楽しんでみよう。
有名な映画評論はコレ↓