【今熱すぎる小説家(現役医師)】知念実希人さんって知ってる??
本屋の小説コーナーを占拠するテロリストをご紹介。
お疲れ様です。
へちやぼらけです。
今、各書店は、彼に占拠されている。
知念実希人(ちねんみきと)。知念実希人(ちねんみきと)。知念実希人(ちねんみきと)。知念実希人(ちねんみきと)・・・・。そんなに凄い小説家なのか?今回は、彼についての記事を書いてみようと思う。
驚くべき経歴
1978年沖縄で生まれる。その後、沖縄から東京に移動し中学・高校と巣鴨の学校。大学では医学の道を究めるべく、東京慈恵会医科大学(とうきょうじけいかいいかだいがく)へ。2004年に内科医として社会人デビューしたそうなのですが、その6年後に「誰がための刃 レゾンデートル」で、新人賞を受賞。どんなモチベーションで小説を描いてみようと思ったのかとても気になるところですが、そこから、医者×小説家という異例すぎる二足の草鞋で、その後もヒット作を連発!今に至ります。
「天は二物を与えず」というが、神は彼に医者の才能と小説家の才能を授けてしまった・・・。そうなんと、現役のお医者様でありながら、小説家としてもヒット作を連発しまくっているのだ。文武両道ってこのことだよな~。(羨ましすぎるぜ)
確かに、この方の小説。病に葛藤する人を描いた物語や、お医者さんを主人公にした物語が多い。医学知識をフル活用した小説を創れるのって、もしかして知念さんだけなんじゃないかな。その意味では、小説界にとって貴重な存在ですね。
作品紹介
ということで、知念さんの作品を紹介しておこう。最近本屋に行った方なら、「あ!この本見たことある。」と思われるだろう。何せ今、小説コーナーに行けば彼の本がところ狭しと並べられているのだから。
優しい死神の飼い方
(光文社文庫より)
私が今読んでる作品です。死神界から左遷された「ある死神」が犬に憑依し、死を前にして苦悩する人々を救済していくという物語。人間の持つ愚かさを、死神という生き物を超越した目線から表現しているが、と同時に、人間の持つ心の温かさ・優しさを死神の心の成長と絡めることで綺麗に表現しています。「ああ、人間も捨てたもんじゃないな~」と勇気を貰えます。
(「シュークリームが食べたくなる」←スゲーわかるw)
黒猫の小夜曲(セレナーデ)
優しい死神の飼い方の続編。これらを「死神シリーズ」と呼ぶそうです。話の内容も前作の続きで、未練を持った人間を死神が救っていくという話のようです。こちらの方が一般的な評価は高いらしく、私も機会があれば是非読んでみたいです。
屋上のテロリスト
1945年。日本がポツダム宣言を受諾・・・。
しなかったら。という「IFの物語」を女子高生を主人公に描いた作品。女子高生×テロリスト。
発想の勝利すぎる!
医者×小説家並みにインパクトがあるぞ。今の本を読了したら、次はこの作品と決めています。結構楽しみにしてます。
崩れる脳を抱きしめて
なんでだろう。知念さんの本って、表紙を見るだけで読みたくなるんですよね。この作品もそう。海, カモメ,人が夕日をバックにしてとても綺麗。リアルな風景を描いているようで、実は幻想的。
詳しいことは本を読んでないのでわかりませんが、病気×恋愛×ミステリー。病気×ミステリーという知念さんの十八番とも言える組み合わせに、恋愛という要素もプラスした作品のようです。「ラスト20ページに驚愕し感動する!!」という文字が気になります。読んでみたい!
2018年冬は知念さんの作品を読み漁ることになりそうです。
Twitterを拝見。
医療に関する呟きが多い。
以上。今回は、知念さんについて記事を書いてみました。では~。