へちやぼらけのブログ

総PV数30万を達成!主にVtuber・VRの紹介記事などを執筆する。

VTuber大好きライター !
VTuber評論家として、気になったVTuberの魅力を日々記事にしてます。

【Vtuber革命】VRに特化したチャンネル「V-TV」の紹介。

VRに興味ある方必見。「V-TV」というVRに特化したチャンネルの紹介。

 

お疲れ様です。
へちやぼらけです。

 

今回も、話題のVtuberを紹介しようと思う。紹介するのは「VRoadCaster」

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 名前というよりかは番組名と言った方が適切かもしれない。VRの世界から情報を発信するというコンセプトの番組だ。Vtuberファンの間では第1回目の放送前から、告知ツイートのリツイートが1000回を超えたり、「楽しみ」とのファンから熱いコメントが送られていた。

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テスト放送を経て、Vtuberファンの期待が高まる中 2018年5月13日に第1回の放送が開始。全容が明らかとなった。

www.youtube.com

◇VR専門チャンネル「V-TV」

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放送の内容こちらだ。第1回目のゲストは、ねこますさんと、春日部つくしさん。ねこますさんと言えば、Vtuber4天王の1人。Vtuber黎明期から個人で活動し、一躍有名になった方だ。春日部つくしさんに関しては、ララガーデン春日部を30万回以上救った女として有名な方。本人の動画から知ったわけではないが、埼玉在住の私としてはかなり親近感を抱いている。東武野田線ユーザーかな?

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当放送の放送時間は、22:00と遅い。キッズはとっくにおねんねの時間。そう、この番組は、キッズ向けでは決してない。ターゲット層は、大学生, おじさんエンジニアだ。

筆者も視聴してみて、かなりためになった。Vtuberの方、Vtuberを目指す方、VRの技術に興味がある人にとっては、たまらない放送だったに違いない。

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 twitterのトレンドには、民放と並んでバーチャルユーチューバーの番組が!この放送の注目度が見てわかる。

番組の構成としては大まかに、
VR界隈の最新技術の紹介。
・Vtuberドラマ。

の2本柱。

この記事では、主に1つ目の柱「VR界隈の最新技術の紹介。」について紹介していきたい。

 

 ◇深堀!VR技術

 

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 最新のVR技術を紹介するという回では、ねこますさんの解説を交えながら、深いレベルの話が展開されていた。

 

 ●メガネ型デバイス

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まず初めは、twitterニコニコ動画で有名になったメガネ型デバイスの紹介から。

www.moguravr.com

VRMについて

次は、VRMというファイルフォーマット技術の話。

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VRM - dwango on GitHub

 

従来は、アプリケーションごとに3Dモデルの規格が統一しておらず、VRchat, 生放送などをするためには、都度モデルの調整が必要だったらしい。しかし、それは面倒ということでVRMの登場。VRMという規格に変換することで、面倒な調整がなくなり、様々なアプリで使い回しが効くとのこと。

”鍵”をVtuberのモデルとするならば、VRMとは、どの扉にも使えるマスターキーみたいなものだろうか。

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◇国王無双

技術紹介の回では、ねこますさんの饒舌っぷりが際立った。時間を忘れて、熱く語り出してしまう場面も。Vtuber人狼の時もそう思ったが、やはりこの人頭が良い。個人でモデル作成、動画作成、声あてをやっているだけあって、知識はかなり豊富

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「ポッキーーーゲーーーーム」とか言ってる、ねこますさんからは想像できない。筆者としては、キャラを忘れそうになりながら熱く語るねこますさんを見れただけでも満足だった。

youtubeのコメントには、「国王無双」「国王教授」と 純粋に彼のVRスキルの高さを絶賛するコメントも‥。

 

また、ねこますさん自身が寄稿した記事を紹介する場面も。AniCastという技術の紹介記事だ。この技術、ざっくり言えば「人間らしい細かい動きが実現できる技術」

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従来のトラッキングだと、どうしても機械っぽい違和感のある動きになりがち。例えば、目の動きをトラッキングすると、従来だと、目の大きさは変わらないのに瞳孔だけ”ぎょろぎょろ”と動くだけで、人間っぽくない。そこでAniCastという技術の登場。この技術を実装することで、瞳孔の動きと連動して、瞼も自動で動くようになり、人間の目の動きにかなり近くなるらしい。

panora.tokyo詳しくは、ねこますさんの記事を参考。東雲めぐさんを使って非常に分かり易く解説している。

 

◇VR茶番

 技術系の話で疲れてきた。そんな視聴者の声を事前に予測したのか、息抜きのための回もあった。Vtuberが登場するドラマだ。アメリカンホームビデオのような形式で、春日部つくしを中心にドラマが展開されていく。特に深い話ではなく、頭を使わずに視聴できるぞ。「VR芸。」「茶番。」「不思議な世界観。」「カオスすぎる。」とのコメント多数。

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ネタバレは控えるが、最後の展開は必見だ。

 

途中でVtuberに関連したCMが入ることも。バーチャル放送っぽい演出に一役買っていた。

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また、放送中突如、春日部つくしさんが消えるというバーチャル空間ならではのハプニングも。こういう、ハプニングを通して中の人の人間性を垣間見ることができるのもバーチャル生放送の魅力。と個人的に思っている。

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 ◇正式メンバーに

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放送中に、ねこますさんがVRoadCasterの正式メンバーに抜擢されたことが発表された。技術力の高さ、フットワークの軽さを考えれば、最適な人事なのではないか。個人的には、ねこますさんを通じて、もっと技術よりな話を聞きたい。

 

◇最後に

「VtuberとVR技術の相性って抜群だな~」と、この放送を見てつくづく思った。VR技術と遊びを繋げるのは、やはりVtuberしかいないだろう。「業界をひっくり返す」とのコメントもあるが、これを契機に今後、技術よりのVtuberも数多く登場するのでは?と期待感を隠しきれない。

同チャンネルは、隔週の放送を行うとのこと。IT技術は日進月歩。情報をアップデートしてくれるのは、ありがたい。

 

以上、では!