【新時代のショッピング】「バーチャルマーケット」に行ってみた。
3Dを駆使したバーチャルマーケット。あなたが想像していた近未来は、もう此処に…。
お疲れ様です。
へちやぼらけです。
VRに関する最近の動向を記事にしている者です。
2018年8月26日(日)、VR空間内で初の試みともいわれる3Dモデルの展示即販売会「バーチャルマーケット」(Vケット)。VRとマーケットを掛け合わせた人類史に残る大きな一歩ともいえるイベントには、ハイレベルな3Dモデルが総集結!
今回、私が実際にバーチャルマーケットに参加してみての魅力・感想を記事にしてみようと思います。ちなみに、過去にバーチャルマーケットの概要についてまとめた記事も書いてみました。こちらもよろしかったら、お読み下さい。
◇参加してきたぞ!
一般参加で、入場させていただきました。この黄色髪の3Dアバターが私です。使用している機器は、HTC VIVEと言われるVR機器。ヘッドマウントディスプレイを頭に装着し、場内を360度見渡すことができます。また、モーションキャプチャー用のコントローラーを両手に握り、アバターの手・足を自由に動かすことができます。
↑Unity-Chanというアバターを借りて、バーチャルマーケットにやって参りました。
入口はこんな感じです。正面には、バーチャルマーケットという文字が。
全体が吹き抜けの構造となっており、見上げれば満点の青空。何とも解放感の溢れる作りだ。
入口から階段を下りれば、そこはもう、あまたの参加者が集うバーチャルマーケット。場内には、コミックマーケットのコスプレイヤーの如く奇抜な3Dモデルで登場する参加者さんもいた。
人間の姿をしたアバター以外に、獣のアバター、巨人のアバター、ラミアの様な下半身が蛇のアバター、看板の姿をした無機物アバターなどなど、多種多様。会場内をうろつき回るだけでも充分に楽しめる。
更に、マイクのミュートを切れば、通行人とも会話することができる。遠慮せずに、ガンガン話かけてみよう!
フロントへ出ると案内版があります。「ああ、俺は、バーチャルマーケットにやってきたんだな…。」
3Dモデルの手練れ達が作り上げた会場は必見。細部にまで気を使って作られた巨大なオブジェ。これを現実の世界で作ろうとすると、かなりのお金と工数がかかるでしょう。
◇3Dモデル
実際に出展ブースに立ち寄ってみました。企業による出展・個人による出展と様々。各々個性溢れるブースで、歩く度に目を引かれます。
([VRアバター用3Dモデル]桃華 ver1.0 - みさくらやさん - BOOTH(同人誌通販・ダウンロード))
気に入ったブースがあれば、中に入って3Dモデルや設置物を舐め回すように確認することができる。現実と違って、VR空間なので遠慮せずに自由に商品を確認することができる。
圧巻の3Dモデルの数々。クオリティが高すぎる。
(ポンデロニウム研究所 - BOOTH(同人誌通販・ダウンロード))
気に入ったモデルは試着することが可能。アバターに近づき、ボタンを押すだけだから手軽だ。また、会場内には鏡が設置されており、実際に試着した自分の姿を見ることができる。
(Lia_autumn_ver1.00 - ATELIER AOMI BOOTH支店 - BOOTH(同人誌通販・ダウンロード))
気に入ったモデルは、即購入だ。ブース内に設けられたQRコードを読み込むことで、販売用のホームページにとぶことができる。購入までのハードルが圧倒的に低いのも特徴の一つ。
3Dモデル専用のパーツも売られている。こちらは手に取って、実際に装着することが可能。バーチャルマーケットでは、銃や剣などの中二心をくすぐる装備品が数多く展示されていた。光のあたり加減による光沢具合まで再現。美しい造形美に酔いしれた。
筆者は童心に帰り、武器を舐め回すように確認してみたり。実際に振り回してみたぞ。
([感謝を込めて] モーゼルC96 (Mauser Schnellfeuer Long ver) - - BOOTH)
この武器も当然売り物だ。買うことができる。
また、展示品の一つとして本の展示もあった。こちら、マッハ新書と書かれています。実際にマッハ新書で売られている本と見受けられる。
◇最後に
バーチャルマーケット。人類史に残る、大きな一歩だと筆者は考える。近い将来、自宅にいながらバーチャル空間で商品を眺めて、気に入ったら即購入。という、移動コストが0の買い物が実現可能になるかもしれない。バーチャルマーケットは、その第一歩目だ。
(http://news.nicovideo.jp/watch/nw3235840 より)
また、VRChatで実際に遊んでみればわかるが、 VR空間でのコミュニケーションのし易さは異常。顔も名前も国籍も知らない人々と自然にコミュニケーションを楽しむことができる。
こういったバーチャルで買い物できる流れが加速していけば、現実では味わえないコミュニケーションを楽しみながら買い物をすることができるだろう。
今回、バーチャルマーケットを企画された方々、ありがとうございました。とても楽しかったです。
以上。では。