へちやぼらけのブログ

総PV数30万を達成!主にVtuber・VRの紹介記事などを執筆する。

VTuber大好きライター !
VTuber評論家として、気になったVTuberの魅力を日々記事にしてます。

【反論上等!】新人Vtuberがどうあがいても”無名”のまま終わるのを証明してみせた

 Vtuberデビューは、もう諦めよう…。

お疲れ様です。
へちやぼらけです。
Vtuber評論家です。

久しぶりにVtuber評論家っぽい記事を書こうかなと思います。今回は「新人Vtuberが、有名になるのはほぼ無理」ということを語っていきます。

さて、新人Vtuberの方々から「今からVtuberデビューするってどうなの?」という声を良く聞きます。そんな新人Vtuber志望の方に向けて、ブロガーでもあり、Vtuberでもある私。2019年3月にこんなアンサー動画を投稿しました。


【もう遅い】新人Vtuberがどうやっても有名になれないことを「方程式」を使って証明してみた。

我ながら、煽情的なタイトルだな~とシミジミ思います。はい、タイトルの通り今から新人Vtuberとして売れるのはほぼ無理です。

詳しくは、動画で解説しているので、リンクの動画を見て欲しいです。

Vtuberが売れるしくみ

私が、1年程Vtuber界隈を観察して思うのは、「無名」「有名」「超有名(マネタイズもできる)」という3つの層がハッキリと別れているなぁー。ということ。

無名の人はどんなに頑張っても再生数100程度の「無名」のままですし、知名度のあるVtuberであれば適当な動画でも(それこそご飯を食べるだけの動画でも)1万再生を超えるような状況です。

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以上を考慮して現状のVtuber界隈は、上の図の様な感じになっていると考えられます。3段の坂の様な構造です。上に行けば上に行くほど「知名度が高い」ということになります。

知名度を上げるためには、坂を上りあがる様な感じで大きな”推進力”を持って、次の階段を上る必要があります。所謂、ネット上で”バズる”必要があります。

1動画だけ再生数の高い動画を投稿できても、それ以外の動画は一向に再生数が伸び無い。無名のまま終わる人は、推進力が足りなかったケースです。坂の途中まで登り上がりますが、次の段に上り切れず坂から転落して元の知名度に逆戻り。という訳です。

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一方、坂を伸び切る程ネット上で”バズる”ことができれば、次の階層へ。ここに来れば、どんな動画を投稿してもある程度の知名度・再生数は保証されます。

有名なVtuberがどんな動画を上げても安定的に1万再生程確保できているのは、このためです。

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◇推進力とは?

上述した通り、”推進力”とは、バズって知名度を上げるために必要な力です。ただ、”推進力”とは具体的に何か?1年半程あまたのVtuberの盛衰を見てきた「へちやぼらけ」。推進力は、以下の式で表すことができると考えます。

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ズバリ、【推進力=(目新しさ+新規性+知名度)×配信力】と言えるでしょう。動画でも説明しておりますが、ざっくり言うと「目新しさ」=バーチャルユーチューバーの注目度。この数値、2017年12月頃のVtuberブーム当初がピーク。その後Vtuberというのに目新しさを感じなくなるにつれて、減少。2019年3月現在、この数値はほぼ0です。視聴者は、Vtuberに目新しさを一切感じていないのが現状です。
 Vtuberブーム当初、それほどクオリティも無く・面白く無いVtuberでも、ネット上でポンポン登場してバズったのは、この「目新しさ」が高かったため。

に、「新規性」とは配信コンテンツとして新規性があるか?ということです。配信コンテンツとしてオリジナリティがあれば、高い値をとります。

事例を挙げればキリがないですが、一番分かり易い例は、Vtuberの「犬山たまき」さん。デビューは、2018年9月。「犬山たまき」は、Vtuberとしての目新しさが無い中、一気に知名度を上げました。「有名Vtuber」の層に仲間入りしました。これは、ひとえに新規性が高かったため。と考えられます。

彼女が、Vtuberとして持ち込んだのは「ゆゆうた」&「淫夢」。当時、誰も手を付けていなかった上記の要素をふんだんに取り込み、ネット・ニコニコ動画で話題沸騰。一躍有名Vtuberになりあがりました。新規性の持つ力恐るべしです。

後に知名度」とは、単純にリアル配信者の知名度です。有名な人が、Vtuberデビューすれば、それだけでネット上で一躍有名になれます。最近の分かり易い例は、Vtuber「なちょこ」さん。声優の阿澄佳奈さんが、Vtuberデビューするだけで、Vtuber界隈は大いに盛り上がりました。

また、有名Vtuberプロダクションから、デビューするというのも「知名度」が上がる要因です。今も尚、にじさんじ系列のVtuberがデビューすると、ネット上で話題になるのはこのためです。

残念ながら、企業の後ろ盾がない・自分は無名だ。という方は、この「知名度」の値は限りなく0に近い値をとります。

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そして、これら3要素の掛け合わせる配信力。配信力とは、「トーク力」「映像の作り込み度」です。配信力を『掛け算』しているのは、そもそも(目新しさ+新規性+知名度)が0の場合、どんなに配信力を上げても0ですよ。ということを現したかったから。

どんなに配信力を上げても、注目もされなければ、動画の再生数が上がらないということです。

 

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さて、現状Vtuberデビューしても「目新しさ」=0。無名の人は「知名度」=0ということで、有名になるためには「新規性」を追求する必要があります。さて「新規性」を高めるにはどうすればよいでしょうか?

私の答えは、もうVtuberで「新規性」をとるのも無理である。ということです。今まで数多くのVtuberが誕生して、各々個性を出そうと尽力してきました。現実の世界ならまだしも、VRの世界で「新規性」を獲得するのはもう無理と言えます。

よって、目新しさ=0、新規性=0、知名度=0のため、推進力=0。新人Vtuberがどうあがいても”無名”のまま終わる。Q・E・Dという訳です。

今回は、ちょっとツッコミどころのある記事になったと思います。色々ご批判・ご指摘があるのは、寧ろ私自身大歓迎。アリストテレスが万物の根源は「火・水・土・風」と言った様に、Vtuberについて考える契機を作りたいと思い、今現在私が思うことを記事にしてみました。ここから、皆さんのご指摘を踏まえて、Vtuberの真理に近づけていければと思います。以上、では~。