【点と点が繋がる歴史の授業!】オリラジ中田の「YouTube大学」を紹介する記事。
退屈な歴史を楽しく学ぶ!オリエンタルラジオの中田さんが開設した「Youtube大学」を紹介する記事!
テレビタレントのyoutube進出をウォッチする「へちやぼらけ」。今回は、オリエンタルラジオ中田さんのyoutubeチャンネルを紹介します!
◇中田敦彦とは?
そもそも中田敦彦さんって「オリエンタルラジオ」という名前の”お笑いコンビ”なんだけど、今の若い子は知っている?今では、個人名の方が世に知られているかも。
軽くお話すると「オリエンタルラジオ」は、「武勇伝」というネタで有名になったコンビ。
「武勇伝」で有名になったコンビだが、その後は”チャラ男”路線でメディアに出演したり、 ”高学歴芸人”路線でメディアに出演したり…と、時代に合わせて立ち回りを上手に変える。「武勇伝ネタ」でデビューしたのは2005年だが、今も消えることなくメディアに出演してる。芸能界を賢く立ち回ってきたグループと言える。
ちなみに、中田敦彦さんは慶応大学。藤森慎吾さんは明治大学である。
◇どんな動画?
中田敦彦さんは、2019年4月に初動画「緊張せずに人前でプレゼンをするためのメンタルコントロール」を投稿。youtubeデビューを果たす。
彼は、主に講義系の動画を投稿する。科目は「日本史」「世界史」だ。
同チャンネルは開設以降にメキメキと知名度を上げ、5月27日現在、チャンネル登録者28万人である(大体、1日に1万人登録者が増加している)。このペースでいけば2019年8月に100万人突破か?
ちなみに、動画総再生数900万再生越え。講義系の動画投稿者としては異例と言えるだろう。
何故、ここまで人を引き付けるのだろうか? その理由はズバリ「退屈だった日本史・世界史を面白く授業してくれる」からだ。彼の授業では、用語の丸暗記などは絶対させない。それよりも大事にするのは、「何故、そうなったのか?」「何故、そんな行動をとったのか?」「当時、歴史上の人物は何を思ったか?」である。歴史の偉人になりきる”寸劇”も交えながら、これらを分かり易く解説してくれるぞ。
また、慶応の学歴は半端ではない。歴史に関して単純に知識の量が豊富だ。学校の授業では、スルーされがちな「用語と用語の関係性」をかなり深いところまで掘り下げる。今まで丸暗記していた歴史の用語達が、点と点が繋がる様に「暗記」ではなく「理解」として定着していく。かなり、納得感のある授業だ。
例えば「法然が作った宗教」「親鸞が作った宗教」「日蓮が作った宗教」など、丸暗記してはいないだろうか? そもそも、この時期に新興宗教が乱立した理由を語れるだろうか?
もし、丸暗記しているなら、一度でいいからこの人の授業を聞いて欲しい。ベタな表現かもしれないが「目から鱗が落ちる」こと間違いなし。
更に、例え方も秀逸。昔の政策などを今の生活に置き換えて解説するというスタイルなのだが、これが非常に分かり易い。例えば、墾田永年私財法などの昔の政策を「現代における家賃」に例えており、すんなり理解できる。
情報量が多いにも関わらず、話が繋がっているため記憶に定着する。学校の先生の授業よりも面白いし分かり易い。受験生・歴史に興味がある人は是非とも視聴して欲しい。