へちやぼらけのブログ

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【レビュー】灼熱の卓球娘、あっとう言う間に全話視聴。このアニメ、深い!!

 ただの萌えアニメじゃない。卓球で人生を描いた神アニメですわ

お疲れ様です。
アニメ評論家の  「へちやぼらけ」です。

先日たまたま「灼熱の卓球娘」というアニメを視聴した。ハッキリ言おう、全話視聴まで瞬殺だった。続きが気になり、食いつく様に”ガツガツ”と全話視聴してしまったのだ。俺は視聴後、早速原作となる漫画を購入し購読を開始した。

ちなみに、ステマなどではない。俺に一銭のお金も入らない。今回は、灼熱の卓球娘」の魅力を皆に伝えたい。その一心で、仕事の合間をぬって記事を執筆している。

◇基本情報

まずは、同アニメのopを見て欲しい。

俺がこのアニメを知ったキッカケは「ゆゆうた」という配信者。このアニメのOP「灼熱スイッチ」のサビの冒頭でイキスギコードと呼ばれるコードを使っており、ゆゆうたさん経由で、同アニメは一気に話題となった。

hetiyaborake.hatenablog.com

確かに、サビ冒頭のイキスギコードにテンションは上がるが、このオープニング!。めっちゃ完成度高くね??男の子だったら、めっちゃテンション上がるでしょ

 のアニメは、2016年10月より12月まで放送された人気作品。原作は漫画であり、その作者さんは「朝野やぐら」という方だ。ジャンプ系列の「ジャンプSQ」「ジャンプスクウェア」「週刊ヤングジャンプ」にて掲載されていた。

端的にこの作品を述べれば「萌え系卓球アニメ」だ。可愛らしい女性徒らが、卓球を通じて成長していく様子が描かれる

作者自身も卓球をやっており、スポーツ漫画も好きだったが、萌え系美少女も好きだったため、その両方を組み合わせればもっと面白くなると考え、連載を決意したらしい。

原作も凄い。卓球という競技を、静止画だけでこんなに"熱く"表現できるのか…。萌え絵と臨場感ある卓球描写。ギャップに痺れまくりだ!

◇このアニメ深いっ!

愛い女の子が、卓球やるだけの萌え系アニメでしょ?と思った方。甘い!!このアニメは、単なる萌え系アニメではない。社会人こそ視聴すべき、深いアニメなのだ。以下詳しく説明していこう。

このアニメで扱っているテーマはズバリ「勝つことが1番?楽しむことが1番?」である。こういう葛藤って、卓球に限らず「社会人生活」「学生生活」で良く遭遇するよね

例えば就職活動。企業ブランドか?それとも”やりがい”か?。例えば、趣味。お金稼ぎに特化した活動をすべきか?やりたいことに特化した活動をすべきか?

などなど。現代人だったら誰しもが直面するテーマを、卓球を通じてコミカルに表現しているのが同作品そうだよ、深いんだよこのアニメ!

〇物語の始まりは天才転校生

この物語の舞台は、原中学校卓球部。ここのエース「上矢あがり」は、勝つことが至上命題の卓球娘。「勝つこと」を1番に重きを置いている選手だ。また、同部活は卓球の実力ごとにランキングされた実力社会。「あがり」は勝ち上がることで、常に後輩からの称賛を浴びており、心地よい日々を過ごしていた。

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 かし、ここで転校生「旋風(つむじかぜ)こより」の登場。彼女の登場により、「あがり」の卓球人生は大きく変化を迎える

「旋風こより」は「上矢あがり」と異なり、卓球というスポーツ自体が大好きな「楽しむことが1番」の卓球娘。勝ち負けには、そこまで重きを置いていない選手。

転入生「こより」は、勝ち負けに重きを置いていないものの、卓球の実力は「こより」の実力を凌駕する程の天才だった。

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「こより」の登場により、「あかり」は自分が唯一輝ける場所(卓球)。この牙城を無邪気にもあっさりと崩される。

卓球を楽しむことが1番の「こより」。勝つことが1番の「あがり」。この相反する2人の熱い卓球ドラマを描いたのが同作品である

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スポーツを通じて描かれる熱い人間模様を描いた作品。スポコンに分類した方が良いかもな。

「勝つことが1番」という価値観を無邪気にも破壊する選手(こより)が現れた時、「上矢あがり」は、どう振る舞えばいいのだろうか? 人として…。スポーツ選手として…。同作品は、2人にフォーカスしたことで、この問いに対して見事に1つの回答を提示する。

話まででも充分熱い。なので90分、時間を捨てた思って視聴して欲しい。

 ◇圧倒的なライバル。

さて、物語を盛り上げる上で欠かせない「ライバル」という存在。同アニメでは、「もず山中学卓球部」がそれにあたる。

彼女らは「勝つことが至上命題」の卓球娘。彼女達からは、「卓球を楽しもう」という言葉は一切出てこない。頭の中にあるのは「勝つ」「潰す」。更には、勝ちに拘り過ぎてしまうあまり、傲慢な態度をとってしまうことも‥。

「もず山中学」VS「原中学」の対戦は、この作品の白眉とも言える。

「もず山中学」よ、”卓球好き”の力を舐めるな!そして、主人公「旋風こより」を舐めるな!旋風こより!、こいつらに卓球の楽しさを教えてやれ!絶対勝てよ!

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アニメを視聴しながら、俺は不思議と原中学を応援していた。まるで、自分も原中学卓球部の1部員であるかのように‥。

楽しむことも重要だが、勝った負けたの真剣勝負は熱い。思わずアニメに引き込まれる。

◇圧倒的な表現力と画力

卓球というスポーツをここまで熱く表現したアニメを俺は知らない

動感溢れるラリーは必見だ。現実では決して表現できない躍動感。これをアニメで痛快に表現している。男の子だったら絶対燃えんぜ!!

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(現実の卓球も、こんな感じだったらもっともっと燃えるんだけどな。。)

合中の選手の心情変化も匠に表現。背景・映像・声により、視聴者の心をガンガンに揺さぶってくる。テンション爆上がりだよ。まるで自分がプレイしてるような感覚におちいるのだ。

た、同作品は、作者さんが卓球経験者ということもあって、卓球に関しては本格的だ。かなり専門的な卓球用語も登場。

ただ、ヤムチャ的な卓球解説ポジションの人もいるので知識0でも楽しめる。嫌、新鮮さという意味では卓球を知らない人の方が楽しめるかも知れない。

 ◇最後に

灼熱の卓球娘。かなり楽しめた

”このキャラクター”は、勝つことが1番なのか?楽しむことが1番なのか?、じっくりと観察しながら視聴すると、より深くこのアニメを視聴できるかも知れない。

今日も、”ワクワク”しながら記事を書きました。以上、では。