【youtubeで大学レベルの講義】youtuber「たくみ」さんの『予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」』を紹介する。
大学は教育の専門機関ではない。だからyoutubeで学ぼう。
お疲れ様です。
へちやぼらけです。
今回は、youtubeに講義動画を上げている講義系youtuberの紹介です。講義内容は、主に大学で習うレベル高めの数学・物理です。
◇たくみさん
名前：たくみ
最終学歴：東京大学大学院
twitter：やす《Yobinori Editor》 (@Yasu_Yobinori) | Twitter
youtube：予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」 - YouTube
公式サイト：予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」【ヨビノリ】Official Website
youtuber「たくみ」さん。大学の数学・物理の講義動画をメインでアップしている方。2017年7月『予備校のノリで学ぶ「大学数学 ・物理」』というチャンネルを開設し、教育系youtuberとしてデビューした。元大学院生の方である。
最終学歴は、東京大学大学院の博士課程。学問の最高峰とも呼ぶべき機関で、理論物理学を専攻していた。更に、予備校で講師アルバイトとして６年間働いていた経験もある。
間違いなく彼は、勉強のプロでもあり教育のプロ。そんな方が講義動画をやるのだから、彼の動画を視聴してハズレは無いだろう。
◇大学は教育専門機関ではない。
さて、彼の動画について語る前に、少し「大学」についてお話しよう。
人にもよるが、大学で学ぶ数学・物理は基本的にクッソつまらない。つまらない上に内容が難しいから、もう地獄だ。大学の授業の中には、ただレジュメを読み上げるだけの講義も存在している。
学びたいから大学に入ったにも関わらず、授業がツマラナイ＆難しいで、授業をサボり・友達と遊びに行ってしまう。学問に興味が無くなってしまう。なんてケースもちらほら…。
「高校の時は優秀だったのに、大学行って留年してんじゃん！」という現象は、大学生だったら起こりがちだ。理系大学生の理系離れは、割と深刻な問題である。
それもそのはず、大学は教育専門の機関ではなく、研究する場所なのである。大学教員は、講義のプロではなく、研究のプロなのである。生徒の「学びたい」という需要に上手く応えることができないのも仕方の無い話。
一方で、大学合格を目指す予備校では、魅力的な講師・魅力的な授業は数多く存在している。予備校の講師は、分かり易さ・面白さを日々追及し、教えることで生計を立てている人なのだ。しかし、大学になるとそんな「教えることに特化した」人達はいない。そこに目を付けたのが、「たくみ」さん。
予備校のノリを程よく継承し、大学で習う数学・物理を分かり易く・面白く・丁寧に教えてくれる。
◇どんな動画？
「ε‐δ論法」「重積分」「最小２乗法（回帰分析）」「量子力学」などなど、上述したように大学で習う数学・物理の講義動画がメインだ。１単元・１動画にパッケージ化されているため、勉強したい分野をピンポイントで学習することができる。
大学の授業とは違い、ちょいちょい小ネタを挟んで視聴者の興味を一気にそそる。飽きさせないよう、意図的にネタを仕込んでいるのだろう。視聴していて「つまらない」と感じることは無い。
↑理系学生のあるあるネタ。
↑「最小二乗法で作成した直線を引っ張る」というパントマイム芸。
↑彼は小柄（公証165cm）のため、身長でいじられることもある。身長ネタを使ったギャグで、彼の好感度はウナギ登り。
肝心の授業内容の方はと言えば、「素晴らしい」。難しい数式に関しては、ネタを挟んだ直観的な理解と、厳密な証明による理解の双方からアプローチ。具体例も豊富に紹介しているため、難しい数式もしっかりと定着するはずだ。
そして、『無駄な部分を省いて、難しい箇所を丁寧に教える』この線引きも絶妙。受講者の「学びたい」という需要に応えた講義が展開されていく。
ハキハキと効きやすい声。堂々とした姿勢。経験に裏打ちされた自信が画面の向こう側からガンガンに伝わってくる。そんな彼の講義は、安心して視聴できる。雰囲気は、まるで予備校の授業だ。
高校で覚えさせられた訳の分からない公式。その公式の意味を、大学数学を使って解説する場面も。大学入学を控えた高校生が視聴しても面白いかもしれない。
以上。予備校のノリで大学数学・物理学の講義をする教育系youtuber「たくみ」さんの紹介記事でした。では～。
