【芸人と配信者は水と油!】ニューヨーク・パンツマン炎上事件から、何を学んだか。
教訓「芸人と配信者を共演させてはいけない。」
お疲れ様です。
料理動画で絶大な人気を誇る配信者「パンツマン」さんと、吉本所属のお笑い芸人「ニューヨーク」が共演した動画がとある理由で大炎上。炎上の矛先はお笑い芸人「ニューヨーク」に対するもので、当動画内での不遜な態度, 配信者を見下した彼らの発言を批判するものが大部分を占めています。炎上の火の手はあまりに大きく、数日たった現在もなお炎上中です。
いじりの度を越えた罵倒!
炎上した原因となった動画は、公式番組『【ニコめし】独りでも寂しくない!聖夜のクリスマス飯!!』です。「パンツマン」さんをメインに料理を作る。という趣旨の動画のはずでしたが、終始「ニューヨーク」の過激な罵倒と品の無い嘲笑が目立った。更に、お笑い芸人としては致命的かもしれないですが、動画内での発言が全く面白くなかったのです。
<度を越えた罵倒まとめ>
- 見てすぐわかった。変な人。
- ニコ生で人気かもしれないが、地上波ダメな人。
- (鳥の生肉をさばく際)パンツマンさんが飼ってた犬ですか?
- めちゃめちゃ手際悪い。
- 何?その態度?
などなど。炎上芸に寛容のある私からしても、「さすがに、あかんやろ・・・。」と言った感じですよ。
また、番組内での態度も不遜そのものでした。肘を付いて飯を食べる。主役に背を向ける。他の出演者と自由気ままにだらだらしゃべる等。芸人としてプロ意識が欠けているとしか思えなかった。寧ろ、配信者として有名な「加藤純一」さんの方が、司会役として上手に番組を回し、なおかつ面白かった。仮に台本があったとしたら見てみたい。台本を書いた方々にも否がありそうですね。
twitter上でも批判の声が。
芸人は、配信者を見下してる?
芸人は配信者を下にみている。そう思いませんか?そんな気がして残念です。彼らに限らず、人気芸人からも配信者を下に見ている発言が度々見受けられますよね。
芸人側の立場になって考えてみると今まで長いことテレビで頑張ってきたのに、ぽっとでの配信者に人気を取られた。気にくわない。という考えがあるのかもしれません。「俺は、芸人として辛い修業にも耐えてきた。」「先輩芸人にこび売ってここまでのし上ってきたのに、ぽっと出てきて有名になりやがって。」「テレビ規制もある中、苦労して笑いとってるのに、自由に配信しやがって」と言った風に。
配信, テレビには大きな壁がある。
テレビとは違って、生放送は全部がリアルタイムで放送されます。編集でどうにかなるものではありません。どこが使われるからわからないから、カメラ回っている間は、俺らの炎上スタイルを全面に出しとこ。テレビではありだと思いますが、生配信だと終始不遜な人に見えます。
それにしても、ネット動画特有の面白さや魅力は、テレビ一辺倒な芸人の方々には伝わりにくいのですね。映像に対する根本的な考え方からして、大きな断絶があると思います。テレビと違い、別に配信動画は完成されたものでなくてもいいんです。
どうすれば、動画の良さが伝わりますかね?ちょっと例を考えてみました。プロの芸人, プロの編集者が大金かけて作り上げるテレビは、マクドナルドや、吉野家などの有名チェーン店。と比喩してみます。対して、配信動画は下町に溢れた料理屋のようなもの。多種多様なお店の中から、自分にとって心地よい居場所を見つけ、そのコミュニティ内で楽しんでいるんです。ちょっと癖のある味だが、寧ろそれが良い。そういうことです。だってそのお店、店主を愛しているのだから。
みなさんにとって、youtubeに代表されるような配信動画の魅力はなんですか?
教訓
最後に。炎上の原因となった動画を見て、テレビ出演者とネット配信者は水と油。ツクヅク、合わせてはいけない組み合わせだなと感じました。両者は、対象としている視聴者、放送のスタイルがそもそも全くあってないので、芸人と配信者が一緒に共演すると不快感しかありません。配信者はネットで。関西テレビは、関西芸人で。東京のテレビは、東京の芸人で。切り分けた方がよさそうです。
以上です。ではっ!