へちやぼらけのブログ

総PV数30万を達成!主にVtuber・VRの紹介記事などを執筆する。

VTuber大好きライター !
VTuber評論家として、気になったVTuberの魅力を日々記事にしてます。

【VR×教育】「VRアカデミア」の紹介記事。~新しい教育の形を提唱する自由な団体~

そうだ、
VR空間で先生になろう。

そうだ、
Vtuber先生の授業を聞こう。

 

お疲れ様です。
へちやぼらけです。
Vtuber評論家です。

2017年の末から2018年にかけてVR業界の躍進が激しい!激しすぎる!!去年流行りだしたVtuber(3Dモデルを使って動画配信をする人達)は4000人を突破してしまうし、TVメディアでもVRVtuberの特集が盛んだ…。

正直、去年からVR業界を見続けていて、その成長っぷりに期待感しか抱けません。

そんな中、今、VR×教育が熱い。さて、今回はVRアカデミ」というネット上で活躍する教育団体についてご紹介いたします。私の記事でもVtuberの紹介記事と合わせて「VRアカデミア」さんが度々登場してきました。ここでは、VRアカデミア」について、がっつり紹介記事を書かせていただきます。

 

VRアカデミア 

VRアカデミア-概要】
・学長:ウルファ様(W01fa(ウルファ)@VRアカデミア (@W01fa) | Twitter
・副学長:まろん様(まろん@焼かれちゃいました (@Maron_Vtuber) | Twitter
・公式サイト:VRアカデミア
・公式wikiVRアカデミア公式Wiki
・注意点:実在の教育機関とは関係がない

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VRアカデミアとは、VRで教育を盛り上げようとする未来に生きている団体のことである。メインの活動は、3Dアバターを使った授業動画の配信。流行りのVtuberを使った新しい試みと言えよう。

VRアカデミに所属する教員たちは、3D(2D)アバターを身にまとい、各々「教えたい」と思う学問の授業動画を上げている。

統計学について「教えたい」と思う人は統計学の授業動画を上げ、化学について「教えたい」と思う人は化学の授業動画を上げる。と言った具合だ。動画は主にyoutubeにアップされているため、受講者は自由に学びたい授業動画を選んで、無料で勉強できるのだ。

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VRアカデミの教員である、「アイシア=ソリッド」さんの動画『【のんびり解説】統計多様体の超入門!【情報幾何】』より、ワンシーンを切り取った画像

youtuberで言うところの「たくみ」さんや、『とある男が授業をしてみた』で有名な「はいち」さん。これのVtuberバージョンと言えば、VRアカデミアの活動がより具体的に想像できるかもしれない。

hetiyaborake.hatenablog.com

 VRアカデミアの基本的な組織構成は、リアルの大学に準じている。学長の「ウルファ」さん、副学長の「まろん」さんをトップに、多数の教員が存在しているぞ。また、同団体の事務員として「せがわ」さんという方がおり、サイト等の運営をされている。実は、規模の大きい団体だったりする。今なお、絶賛拡大中の組織である。

(ちなみに、実在の教育機関とは関係が無いので、そこはちょっとだけ注意だ。)

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職位が定められているものの、正式な表記は『学長』ではなく、『がくちょー』。教員ではなく、『きょういん』だ。ひらがな表記でとても馴染みやすい。

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ひらがな表記の可愛らしい職位からも分かるように、お堅い団体では全く無い。入学にかかる堅苦しい手続きは不要だし、学費は不要、入学試験・教員試験も不要だ。参加資格はただ一つ。

「学びたいという好奇心」。これだけ。

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好奇心さえあれば、今日から誰でもVRアカデミアの教員になれるし、学生になれるのだ。更に、VRアカデミアは、「VR」と名が付くものの授業の配信方法にも大きな制約を設けていない、自由な媒体を使い活動に参加することが可能だ。生配信、VRChat、clusterを使っても良い、なんだったら文章でも良いらしい。教員は3DモデルでなくてもOKという門戸の広げようである。ゆっくり実況のような2Dモデルでも教員になることができる。

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やはり、「好奇心」だけで参加可能な団体なんだ。

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VRアカデミアの教員である「にしあかね」さんの動画のワンシーンを切り取った画像。彼女は、3Dモデルではなく、ゆっくり実況を彷彿とさせる2Dモデルを使って授業動画を投稿している。)

 

◇ここが凄いよ!VRアカデミア

VRアカデミアに参加するメリットとは、何だろうか?・・・・。正直メリットしかないと思う。この章では、私が思う「VRアカデミアに参加する大きなメリット」を3つに厳選し、簡潔にまとめた。是非とも、ご購読願う。

 

〇入学までのハードルの低さ

上述した通り、入学までのハードルの低さがメリットとして挙げられる。学費も入学試験も一切不要。ネットにつながってさえいえれば、今からでも視聴(受講)できる。

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〇自由に受講可能

VRアカデミアの教員が投稿している動画はバラエティに豊む。受講者は、知りたいと思ったことを自由に選択して、自由に視聴(受講)することができる。

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通勤・通学の暇な時間に、見たい授業動画をちょっと見て勉強。などの、自由な視聴(受講)が可能である。

 

〇熱意ある講師たち

VRアカデミアは、がっつり利益を追求する団体ではない。VRアカデミアに所属する教員は、趣味・興味と「教えている内容」が直結しているため、熱の入りようがとてつもなく高い。断言できる。こんな愛のこもった授業動画をネット上で無料で見れるのだから、お得すぎる。

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『教えてる人が「その学問」を愛しているか?』。学ぶモチベーションを維持するためには大事な要素ですよね。 

公式のCM動画もあるようだ。公式のCM動画では、VRアカデミアの講師たちが数多く登場。某有名予備校のCMの如く、VRアカデミアを紹介する動画となっている。

www.youtube.com

 この動画を通じて、VRアカデミアの教員たち自身も楽しみながら授業を行っていることを感じてもらいたい。

ちなみに、VRアカデミアに所属する方々。皆とてもハートフルで優しい方ばかり。きっと、あなたを暖かく迎え入れてくれるはずだ。

 

◇どんな動画?

VRアカデミアという団体こそ存在はしているものの、組織としての制約は殆どない。各教員は、自由にアウトリーチ(学問の布教)の活動を楽しんでいる。

投稿されている授業のバラエティは豊富だ純粋数学, 応用数学, 化学と言った王道学問のほかに、建築学, 芸術史, 仏教学と言った一般の人からすると馴染みの薄い分野の授業動画もある。このバラエティーの豊富さも、人気の秘密である。

hetiyaborake.hatenablog.com

また、授業のレベルも様々。一般の層へ向けたアウトリーチがメインの動画もあれば、その学問に精通した、プロ達へ向けて発信されるマニアックな動画まで。豊富に存在しているぞ。

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VRアカデミアに所属する「いたりん」さんの授業動画からワンシーンを切り取ったもの。この方は、数学の博士課程に進学されている方。動画のレベルも高い。)

 

 VRアカデミアの教員情報については、公式サイトに教員一覧のページがあるので、興味があったら覗いてみよう。VRアカデミア - 講義情報

教員の豊富さ・授業内容の豊富さを実感してもらえれば幸いだ。

 

◇広がる活動範囲 

動画投稿がメインだったVRアカデミア。しかし近年は、動画投稿の枠を超えた活動も展開している。

例えば、人気のVRコンテンツ「VRChat」。ここへ、VRアカデミアの教員が『立体核図表』を作成し、パブリック公開している。下の記事は、私が実際に『立体核図表』のVR空間に行ってみての感想をまとめたものだ。

hetiyaborake.hatenablog.com

また、2018年10月5日には、「Math Power」というイベントに『VR空間内で数学の啓蒙活動を行っている人達』として、VRアカデミアの教員たち、参加しているぞ。

mathpower.sugakubunka.com

MATH POWERとは、数学に興味がある人ならば知っているであろう数学のお祭り。2016年の初開催から、毎年配信されている。

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有名な数学系配信者が並ぶ中、VRアカデミの教員の姿がっ!。VRアカデミア。完全に波が来ている。

 

◇俺も学生になってみた!

さて、ということで最後は、実演としてVRアカデミの学生証を発行してみようと思う。これで私も晴れて正式なVRアカデミアの学生となる。記事をお読みいただいている方は、VRアカデミアに参加するハードルの低さを感じて欲しい。

 学生証の発行は、VRアカデミの公式サイトから可能だ。

VRアカデミア - Downloads

このサイトにある、学生ジェネレーターのリンクをクリックすることで、学生証の作成ページに飛ぶらしい。

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下の画像は、学生証を発行するための必要情報を記入するページ。顔写真、専攻、名前、IDまで自分で自由に決めることができるらしい。

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名前は、「へちやぼらけ」。誕生日は、ちょっとオシャレに2進数で登録してみました。顔写真は、私の3Dアバターで行きましょう。

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はい。こんな感じ。ものの一分で発行できました。めっちゃ簡単!

これで、私も晴れてVRアカデミアの学生だ!!

 

◇謝辞

私自身、VRアカデミの教員さんと、記事を通じてお付き合いをさせていただきました。どの教員の方々も、優しい方ばかり。私の様な、素性の知れない「自称Vtuberライター」でさえ、暖かく向かい入れて下さいました。本当にありがとうございました。感謝しかありません。

今後のVRアカデミアの発展を心より心より、祈念いたします。

 

以上。