【すべったら即-餓死】命がけで配信するVtuber「ジョー・カー」を紹介する。
【背水の陣】ピエロ系Vtuber「ジョー・力一」さんの紹介記事。マシンガントークに注目だ。
お疲れ様です。
へちやぼらけです。
Vtuber評論家です。
バーチャルユーチューバーに関する記事を書き続けてきた私。
hetiyaborake.hatenablog.comということで、今回は「ジョー・力一(りきいち)」さんというピエロ系Vtuber(バーチャルライバー)の方を紹介しようと思います。
◇ジョー・力一
【プロフィール】
名前:ジョー・力一(りきいち)
性別:男性
職業:道化師(フリーランス)
所属:にじさんじSEEDs
youtube:ジョー・力一 - YouTube
twitter:ジョー・力一(りきいち)🎈🤡 (@JoeRikiichi) | Twitter
ジョー・力一さん。見た目は「ピエロ」。HUNTER×HUTERの『ヒソカ』を彷彿とさせるピエロ系Vtuber(バーチャルライバー)だ。ちなみに、名前はジョー・力一(りきいち)。ジョー・カー(じょーかー)ではなく、ジョー・力一(りきいち)だから注意が必要だ。
3Dモデルを使用した動画ではなく、”にじさんじ”らしく二次元の絵が表情豊かにしゃべるタイプの動画である。
ちなみに、本人は「ダークナイト」「IT(イット)」と言った「これぞ、ジョーカー!」とも言うべきコンテンツには、あまり触れたことがない。 ジョー・力一さんのモデルは、国民的女児アニメを元に作られたそうだ。
彼の特徴は、何と言ってもトーク力。息継ぎする間もなく、しゃべるしゃべる、しゃべりまくる。テンポ良くしゃべり続けるため、視聴していて飽きることは無い。
トーク力に関しては、ピエロというよりかは落語家。見た目は、いかにも寡黙で「強キャラ」臭漂うジョーさんだが、おしゃべりはとても上手だ。
彼のトークには、ついつい引き込まれてしまう不思議な力がある。
◇どんな方??
彼の素性を知りたければ【自己紹介】動画を見ればわかる。
【自己紹介】動画では、名前・今後の活動内容などの基本情報を紹介しつつ、ピエロに至るまでの経緯・金銭状況・弱みなどなど。赤裸々にぶっちゃけている。敢えて、触れられたくないところだけをピックアップして紹介するスタイル。と言っても良いだろう。
自分をかっこよく見せようとする気は余りないらしい。ひたすらに視聴者を楽しませるために、自分をネタにしてでも話題を提供してくれる。好感度は爆上がりだ。
これは、【自己紹介】に見せかけた【自己開示】。ここまで自分をさらけ出す彼。視聴していて、寧ろ清々しい。
彼の経済状況も赤裸々に語ってくれた。彼曰く、『フリーランスのピエロとして活躍するも、調子振るわずただ今金欠状態』。バーチャルの世界に活路を求め、今に至るらしい。
現在は、バーチャルライバーとしてデビューするも「スベッたら(売れなかったら)即餓死」する。という背水の陣で配信活動を行っているとのこと。
こんなにリアルで生々しい現実をぶっちゃけたVtuberが他にいただろうか。他のVtuberとは覚悟が違う。
◇どんな動画?
彼の投稿する動画は、1時間程度に編集した雑談動画がメイン。2018年9月17日現在で、5本の雑談動画を上げている。
今後の彼の活躍に期待。
【俺的】効果のあった「VR酔い対策」を記事にする。
効果のあった「VR酔い対策」を記事にする。
お疲れ様です。
へちやぼらけです。
2017年頃からVRに注目が集まり、今では誰でもVRが体験できる時代に突入しました。VRとはバーチャルリアリティ(virtual reality)の略。専用のヘッドマウントディスプレイをかぶり、ディスプレイに映し出された画面が体の動きと連動することで、あたかも自分が仮想空間にいるかのような体験できるアレです。
PSVRでゲームをやるも良し。HTC VIVEで、ゲーム・コミュニケーションを楽しむも良し。
2018年もVRの躍進はすさまじく、VR空間でのプレゼン・VRを使った住宅内見・VR空間での講義・VRを使ったショッピングまで行われる程です。今後ますます、私達がVRと接する機会が増えていくでしょう。
今後VR技術で生活が変わる!?VRのワクワクする未来10選! - ネクストサピエンス〜未来技術の初心者向け情報サイト〜
楽しい・便利なVRなのですが、少し厄介なことが…。VR酔いと呼ばれる厄介な症状があなたを襲うことがあります。
◇俺がVR酔いするなんて
最初に私がVR酔いしたのは、PSVRでゲームをしていた時のこと。VRに始めて触れてワクワクだった私ですが、プレイするとすぐに違和感が…。
特に、ゲーム内で走っている時の違和感がヤバかった。体は動いていないのに、画面が動いているという違和感が脳を混乱させます。その後だんだんと、気持ち悪さを感じる様になり。最終的に、あまりの気持ち悪さに耐えられなくなりゲーム中断。小一時間程寝込みました。
「俺、乗り物酔いしたこと無いしVR酔いとか楽勝でしょ!」
と高を括っていただけに、VR酔いした時はショックでした。
◇VR酔いとは?
VR酔いとは、乗り物酔いの様に、吐き気や気持ち悪さを引き起こす症状。
乗り物酔いは三半規管の混乱で起こりますが、VR酔いは視覚と脳の感覚のズレで起こります。
これまで、VRを使用した色々な人から症状の報告があり、VRが普及して始めて発覚した新しい症状と言えるでしょう。
個人的には、VR酔いは「発生する」というよりかは、ダメージの様に「蓄積する」という感覚を持ってます。
ポケモンでHPを管理するかのように、VR酔いのダメージを少しでも軽減するような立ち回りが必要かもしれません。
◇効果のあったVR酔い対策
しっかりと対策すれば、そこまで怖い症状ではありません。以下、私が試してみて、効果のあったVR酔い対策をご紹介いたします。ただ、個人差があるかと思いますので、そこらへんはご了承下さい。
●酔い止めを飲む
市販の酔い止め薬を飲むことで、ある程度酔いが解消されます。乗り物だけではなく、VR酔いにも効果があったなんて。ちょっと感動です。
上の画像は、トラベルミンという酔い止めの薬。価格がお手頃だったので、買って以来ずっとこいつを愛用していました。(ちなみに、酔い止め薬には、年齢制限・使用制限などがございます。容量・用法を守って正しくお使い下さい。)
ポケモンで言いかえると、瀕死にならないよう、ブロムヘキシン・ディフェンダーなどのドーピングする感じです。
●視線を固定する
VR内で移動する際、画面が大きく動くことがあります。こういった時に有効なのが、視線を固定するという技。
上の画像は、VR上で”車を運転している場面”を切り取ったものです。黒丸で囲っている遠くのビルを見て視線を固定させています。
フィギュアスケートの選手は回転する際、頭の軸を固定させることで、酔いを軽減させていますが、VR酔い対策でも似たような理論で対策することが可能です。
画面が大きく動いたり、移動したりする場合は、遠くの一点を見つめることで、酔いを軽減することができます。
●酔う動きをしない
VRに慣れない間は、酔う動き(そもそも、酔うゲーム)をしないというのも、有効な対策です。猛スピードで移動する・画面がグワングワン動くゲームは、要注意。強烈にVR酔いを引き起こします。
まずは、激しい動きが無いゲーム(サマーレッスン・Beat Saber)をプレイすることをオススメします。
●なれる
慣れる。というのもVR酔いの対策になります。根性論くさいですが、私自身、何回かVR酔いを経験してある程度慣れてきました。船乗りと一緒ですね。個人差あるかもしれませんが、プレイする度に耐性がついてきます。
◇休むことも重要
休むことも大事。気持ち悪くなってきたら即中断。早めの中断が、VR酔いの早期回復につながります。
ここら辺、お酒に近いかもしれません。「まだ大丈夫」と調子に乗ってゲームをプレイし続けていると、いつか気持ち悪さで「吐いてしまう」なんてことも‥(経験談)。お酒とVRは、自分の限界を知り、自分のペースで楽しむことが重要です。
ちなみに、VRがトラウマとなり、ヘッドマウントディスプレイを被るだけで、軽く酔ってくるなんてこともあるので、要注意です(経験談)。
以上、俺的「効果のあったVR酔い対策」でした。では~。
【あの爆乳キャラがVtuber】すーぱーそに子さんがVtuberデビューしました。
大物(意味深)新人。すーぱーそに子さんがバーチャルユーチューバーに!
お疲れ様です。
へちやぼらけです。
Vtuber評論家です。
あのネットで有名な美少女キャラ「すーぱーそに子」さんがバーチャルユーチューバーデビューしました。
今回は、Vtuberデビューした彼女に関する記事を書きます。
◇すーぱーそに子
【プロフィール】
名前:すーぱーそに子
年齢:18歳
スリーサイズ:B90 - W57 - H87
twitter:すーぱーそに子 (@sonico_macaron) | Twitter
youtube:すーぱーそに子ちゃんねる - YouTube
wikipedia:すーぱーそに子 - Wikipedia
すーぱーそに子さん。昔からネット文化に浸っていた方なら、知らないはずがない。
可愛らしい見た目。大きな胸。謙虚で優しい性格。などなど。男を引き付け要素をふんだんに盛り込んだ萌えキャラの元祖ともいうべきキャラクターである。
元々は、PCゲームメーカー・ニトロプラス(http://www.nitroplus.co.jp/)のマスコットキャラクターとして登場した。以降, 今に至るまで、「第一宇宙速度」というバンドでボーカル&ギターをやったり、グラビアアイドルとしてデビューしたりもしている。
「オタク文化」をけん引してきた超大物キャラクターと言っても過言ではないだろう。
大物が急にVtuberデビューするから、この界隈は目が離せないんだよなぁ~。
◇どんな動画??
基本的には2~3分程度にまとめられた視聴しやすい動画を投稿している。
動画の内容は、ゲーム実況、モノマネ、○○やってみた系の動画などなど…。彼女のやりたいことを動画にして投稿するというスタンスだ。
失敗や恥を恐れず、色々な分野に挑戦する彼女。全力で企画に取り組む彼女を見るだけで、勇気が湧いて来る。
〇エチエチ要素あり?
色々な分野に挑戦する彼女であるが、エロの需要にも意識を向けている。彼女の投稿する動画では、【体力測定】と題して凄くエッチな腕立て伏せをやってみせたり、グラビア系の動画も投稿している。
これらの微エロを含む動画は、youtube上で年齢制限されているため、紳士の方々だけ視聴を願う。
◇×月ノ美兎
2018年9月9日。realityというVtuber専門の配信コンテンツに登場しました。
コラボの相手は、あの月ノ美兎さん。サブカルに精通している月ノ美兎さんですが、やはり彼女のことは知っていたようだ。
【感動】自作アバターを手軽に踊らせることができる「VRM Live Viewer」を紹介する。
お前…。そんなに動けたのか…。
お疲れ様です。
へちやぼらけです。
Vtuber評論家です。
2018年8月19日。Fantom(ヽ|∵|ゝ(Fantom) (@fantom_1x) | Twitter)さんが、「VRM Live Viewer」という『自作アバターを踊らせる』ことができるソフトを無料でリリース。同ソフトは、Android版、PC版の両方で提供されています。
https://t.co/Svd1u4eSp6
— ヽ|∵|ゝ(Fantom) (@fantom_1x) August 19, 2018
まだ試作版だけど、アプリとして公開しました。GoogleDriveからダウン ロードできます。元々はAndroidで作ってたけど、VRMの用途からしてPC利用が多いと思い、PC版(Windowsのみ)も作りました。ニコニ立体のVRMやVRoidなども行けますね。簡単VRMビューワとしてもどうぞ(笑)。
今回は、このソフトのご紹介、使用方法、遊んでみて感想などについて記事を書いていきたいと思います。
◇VRM Live Viewer
VRM Live Viewerとは、自分で作ったアバターを音楽に合わせて踊らせることができる無料ソフトのこと。
8月19日のリリース後、Vの住民達(VR機器やVR技術等が使われたコンテンツを使って遊ぶ人達)からの支持を受けて、この界隈で話題となっている。
twitterで「VRM Live Viewer」と検索してみよう。個性豊かな自作アバター達が踊っている動画が、数多く投稿されているのがわかる。
「アバターを作って、踊らせてお披露目する」という新しいコミュニケーションの形が生まれている。あなたも自分のアバターを作って、皆にアバターをお披露目だ!
◇インストール方法
ここでは、実際にこのソフトで遊ぶまでの流れを書いていきます。ちなみに、必要なモノはPC(スマホ)のみ!
特別なVR機器はご不要です。ここでは、PC版でのインストール方法をご紹介したい。
●ステップ0
まずは、アバターの作成から。
Pixiv社がリリースしているVRoidを使用して、マイアバターを作成いたしました。既に用意されているアバターを元に、マウス(ペンタブ)を使い編集するだけですので簡単です。
↑ちなみに、これが私の作成したアバター。こいつをVRM Live Viewer の世界に降誕させてあげようと思います。
「hetiyaborake.vrm」というのが、今回私が作成したVRMファイル。後は、VRM Live Viewerを起動して、作成したVRMファイルを読み込ませるだけです。
●ステップ1
VRM Live Viewerの起動。
下記に添付したリンクより、VRM Live Viewerをダウンロードすることが可能なようです。
↓
ダウンロードした圧縮ファイルを展開(解凍)して、VRM LiveViewerを起動だ!
↓
起動に成功すると下のような画面が登場する。
●ステップ2
VRMの読み込み
後は、起動画面からVRMファイルを読み込ませるだけ。【VRM 読込】と書かれたボタンをクリックして、自分のアバターを選択しよう。
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VRMファイルの読み込みに成功すると、自作アバターがド派手なステージに登場します。このソフトに限った話ではないのですが、VRMファイルの読み込ませに成功した時はマジで感動。生命の誕生に立ち会えたかのようです。
自分で作ったアバターは、何故こんなにも愛おしいのか。感動で思わず息が詰まります…。
◇遊んでみた
操作方法は、先ほどのダウンロードリンクに網羅されているため、操作に困ったら、先ほどのホームページで確認しよう。
〇360度アバターを舐め回す
マウスのホイールでズームイン、ズームアウト。また、マウスをクリックした状態で動かすことで、アバター, ステージを360度舐め回す様に観覧することが可能だ。
〇アバターが躍る
アバターを踊らせるには、画面右下の再生ボタンをクリックすれば可能だ。音楽・踊りを止めるためには再生ボタンの停止ボタン(■)を押せばOK。
ちなみに、PC(スマホ)にある音楽ファイルを使って、曲は自分で決めることが可能である。
音楽の再生と同時に、自作アバターがあなたに向けてダンスを披露。身体全体を自由自在に動かし、激しく踊る様にまずは驚き。
おまえ…。こんなに動けたんだな…。
動作確認で「歩かせる」ことぐらいしかアバターに実行命令をかけたことがないため、このギャップは強烈すぎる。
これはもう、踊るというより「躍る」。自作アバターがここまで勢いよく躍動する姿は、このソフトでないと見ることができない。
VRMの登場により、VRを使った遊びのハードルって各段に落ちましたね。ひと昔前は、VR技術に特化しただけが享受できる娯楽でした。しかし今では、PCさえあれば誰でも簡単に遊べる時代になった。いい時代に生まれたな~。
以上。「VRM Live Viewer」の紹介記事・遊んでみての感想でした。ではー。
【VRで教育が変わる】元素を並べた「核図表」を空間体験。面白過ぎる。『立体核図表』ワールドを紹介させて欲しい。~VRと教育の新しい可能性をここに見た~
巨大な「核図表」の世界を空間体験。『立体核図表』の世界で、元素・原子を体感しよう。
お疲れ様です。
へちやぼらけです。
Vtuber評論家です。
「VRアカデミア」(VRアカデミア)というVRと教育の融合を目指す未来に生きている団体が、『元素を並べた「核図表」』を巨大に3Dモデル化。そして、この世界に誰もが入り込み、元素・原子を空間体験できるよう、無料で公開しました。
このVR空間は『立体核図表』と名付けられています。現在、『立体核図表』は、VRChatと呼ばれる”他のユーザーとコミュニケーションをとりながら、VR空間内を自由に動き回れるVR版のSNS”にて無料公開されております。(VRChatとは (ブイアールチャットとは) [単語記事] - ニコニコ大百科)
今回は、この紹介をしたいと思います。俺は、この『立体核図表』にVR×教育の明るい未来を見た。
【告知】立体核図表ワールドがパブリック化されたよ~!!
— 番匠カンナ@バーチャル建築家 (@Banjo_Kanna) September 7, 2018
原子核物理の「核図表」を空間体験できるワールドで、宇宙のはじまりから原子核が合成されていく様子が超わかる!動く原子核モデルもげんしかく占いもあるよ!"Table of Nuclides VR"で検索かけてね~#VRChat #VRアカデミア pic.twitter.com/stfEY5YX9Q
『立体核図表』の公開と当日にtwitterにて報告。このツイートは200回以上リツイートされ、大きな反響を生んでいる。
◇核図表って何??
※この章は、『核図表』ってそもそも何?な方へ向けて記事を書きました。「核図表、知ってるよ。」という化学大好き兄貴の方は、この章を読み飛ばしていただいて構いません。後ほど『立体核図表』の説明をいたします。
「核図表ってなんだよ…」って方も『周期表』はご存知のはず。周期表は性質の似た元素同士が集まるように、規則的に元素を並べた表です。周期表は元素の性質を理解する上では、超優秀な表です。
しかし、実は、水素元素(H)1つとっても、重たい水素元素もいれば、軽い水素元素もいたりと様々…。周期表って、元素を全て網羅できているようで、実はできていないのです。元素の網羅性という意味では、不十分な表なんです。
これに対し、核図表では質量(厳密には、中性子の数)の異なる同元素も区別して表にまとめます。具体的にどうまとめるかと言うと、縦軸にスイ・ヘー・リー・ベー・ボ・ク・ノ・フ・ネ…の順番で原子番号順に並べ, 横軸方向に軽い順(中性子の数順)に並べます。
1つの元素に対して、その重さにも着目し表にまとめることで、現実に存在しえる全ての元素(原子)をx軸, y軸で網羅的に並べたものが核図表です。
(お借りしたサイト:https://twitter.com/yoshikoba113/status/831741242560151552)
例えば、H(水素)。図の左下をご覧ください。同じ水素でも、その重さに着目することで、軽い順に1H<2H<3Hと区別することができるんですね。
◇VR-『立体核図表』
今回紹介する『立体核図表』では、x軸,y軸で構成された平面の『核図表』に、更にz軸(高さ)を与えています。
z軸は、その元素が持つ結合エネルギーの大きさ(陽子と中性子の結合の度合い)です。元素の持つエネルギーの大きさ。それ即ち、その元素の変化のしにくさ。『立体核図表』では、底に行くほど結合エネルギーが高くなっている。
逆に、相対的に低いエネルギーを持つ元素は、長い年月を経て元素固有の安定的な状態に向かって、底へ底へと向かう。
このx軸, y軸, Z軸を持つ3次元空間をVRで再現したのが『立体核図表』です。
◇いざ、『立体核図表』へ
ということで、VRChatを起動し、立体核図表の世界に行ってみました。VRChatのホームからメニュー画面を起動し、「Table of Nuclides VR」と検索をかける。
赤い丸で囲ったのが『立体核図表』。どんな世界が待っているのか…。楽しみ過ぎる。
そして、俺はGOボタンを押し『立体核図表』の世界にお邪魔した…。
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画面が切り替わるとそこは、宇宙空間の様に神秘的で非現実な空間がある。どうやらここは、1H(水素元素)。始まりは、結合エネルギー0の場所からだ。というのも、1Hは陽子1つで中性子を持たないため、そもそも結合していない。
下を見下ろすと、そこには広大な核図表が姿を現す。美しい、美しすぎるぜ。思わずを足を止めて、目の前に広がる幻想的な世界にうっとり。
赤と青のブロック。そして、境界を引くようにまっすぐと並ぶ黒いブロックを確認できる。 黒いブロックは『立体核図表』の底の底。安定核を現しているようだ。赤と青の不安定核たちは、放射線を放出しながら、より安定な状態に変化していくそうだ。※↓の画像を参考。
赤のブロックに刻まれた元素は、中性子が陽子に変化する「β+崩壊」を起こしながら安定核に近づく。青は、陽子が中性子に変化する「β-崩壊」を起こしながら安定核に近づくらしい。
ちなみに、始まりの1H(水素)のフロアは踊り場になっており、踊り場に配置されている様々な展示物を鑑賞することができる。また、”立体核図表の歩き方ガイド” も紹介されているぞ。
化学でおなじみの周期表も収録されている。VR空間で化学のお勉強もできますね。
下の画像はちょっとマニアック。K核, L核, M核…の電子配置と軌道モデルが書かれている。『立体核図表』の世界に入り込む前に、大学化学をここで総復習できる。
さて、勇気を出して、始まりの1Hの場所から飛び降り、結合エネルギーの大きな元素達を見てみよう!
ちなみに、誇張や冗談ではなく、飛び降りる時はガチで勇気がいる。VRと分かっていても脳はこれをリアルと錯覚してしまうのだ。私は下に飛び降りる際、怖すぎるため目をつぶることにしている。
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下に飛び降りてみると、化学の授業で習った様々な元素を確認することができる。下の画像は、37P(リン元素の核図表)の上に立ち、Cl(塩素)を眺めている時の様子。
Clの同位体がちゃんと並んでいることを確認できる。ミクロでみればちゃんと核図表になっていることがわかるぞ。「ああ、俺は今、核図表の世界にいるんやなって…。」
同じCl(塩素)という物質でも、重さの違い(=中性子の数の違い)によって、35Cl , 36Cl, 37Cl・・・といったように分類されているな。
そして、こちらは逆サイド。赤のブロックが広がっている。丁度、遷移元素を見渡している風景を画像に収めてみた。
谷底から上を見上げた時の風景。そびえたつ1族(Li, Na,K…)の山々。悪魔城の様な威厳すら感じる。
◇α崩壊が一目で
巨大な核図表を空間体験できる『立体核図表』。これだけでも十分満足だが、そのほかに、”元素が変化してく様子を視覚的に分かり易く理解できる仕掛け”が数多く用意されている。「α崩壊系列」「核分裂反応」「核分裂反応」「s過程」などなど立体的・視覚的に観察することができるのだ。
記事の都合上、ここでは特にα崩壊について紹介したい。『立体核図表』に存在する【α崩壊系列】と書かれた箇所に手をかざし、決定ボタンを押してみよう。
すると、ピンクとオレンジのボールで表された「α崩壊系列」が浮かび上がってくる。
もっと近づいて、ミクロな視点で眺めてみよう。下の画像は、240U(ウラン)。なだれ落ちるようにNP, Puと変化していく様子がピンクの球でマーキングされている。α崩壊の過程が一目瞭然だ。
ピンクの球を追っていくと終点にたどり着く。α崩壊の行きつく先は、Pb(鉛)だ。
こちらは、【ビッグバン原子核合成】の過程。オレンジの線がそれだ。物質の存在しない「無」の状態から原子が生まれ、変化する様子が描かれている。何とも粋な演出。
こちらは、核分裂反応。
◇他にも粋な演出が色々
その他にも『立体核図表』には、訪れた人を楽しませる仕掛け・展示物が様々用意されている。
さて、突然だが、「原子を360度舐め回すように眺めたことがあるか!」とあなたに問いかけたい。立体核図表の世界には、なんと原子を観察できる面白ギミックが存在しているのだ。
下の画像は、原子を模したVRモデルだ。紙面でしか見たことが無い原子モデルを立体的に眺めることができる。これには感動だ。顔を突っ込んで原子核を眺めてみるもよし。勿論、顔を突っ込めば原子の中に入ることだってできちゃうのだ。
原子モデルは、化学理論に沿って忠実に再現されている。K核、L核の周りを電子がぐるぐると公転している。電子は「上向き」・「下向き」にそれぞれ回転しているぞ。
◇最後に
『立体核図表』の世界。いや、これマジで面白過ぎる。私自身、時間を忘れて2時間ほどこの世界に入り浸ってしまった。
『立体核図表』は無料公開。無料でこのクオリティ。言葉や文章で直接語られることはないが、この世界の作り込みの高さを見るだけで、VRアカデミ職員の化学愛がガンガンに心を揺さぶってくる。
最後は、この『立体核図表』の制作者の方々へ向けて、感謝の言葉で締めくくりたい。
原案・ワールド制作:番匠カンナ先生
原案:バーチャルデータサイエンティスト アイシア先生
らくとあいす様
せがわ様
データ提供:Ryo Taniuchi様
マジでありがとうございました!とっても楽しかったです!!
【どうあがいてもスネーク】Vtuber「田中のおっさん」について紹介する記事
見た目はただのおっさん。スネークの声にしか聞こえないVtuber「田中のおっさん」を紹介する。
お疲れ様です。
へちやぼらけです。
Vtuber評論家です。
注目のVtuberが生まれてきては、お祭り騒ぎ。どんなVtuberがバズるのか、もう毎日がワクワク。「このワクワクを少しでも、お伝えできれば。」とVtuberが流行りだした昨年から今まで、Vtuberに関する記事を書きまくってきました。
今回は、「田中のおっさん」という、どう聞いてもメタルギアシリーズで有名な「スネーク」の声にしか聞こえないバーチャルユーチューバーを紹介しようと思います。
◇田中のおっさん
名前:田中好男(たなかよしお)
年齢:55歳
デビュー:2018年8月
twitter:田中のおっさん (@tanakayoshio815) | Twitter
youtube:田中のおっさん - YouTube
オフィシャルサイト:田中のおっさんオフィシャルサイト
尊敬する監督:小島秀夫監督
田中好男さん55歳。視聴者からは、「田中のおっさん」という愛称で呼ばれている。ミライアカリ・キズナアイというキャピキャピの女性がVtuberデビューするのがポピュラーな中、突如Vtuber界隈におっさんが登場。
見た目は、どう見てもただの映えないおっさんである。
ただ、彼のファンは多い。9月現在、youtubeのチャンネル登録者は4万人越え、twitterのフォロワーも4万越え。更に、バーチャルユーチューバーのランキングでは、急上昇ランキング, 注目の新人ランキングで2位に君臨している。これはもう、有名な部類に入るVtuberだろう。
彼の人気の秘密は、その声にある。彼の声が、どう聞いてもメタルギアソリッドのスネークの声なのだ。明言はされていないが、『田中のおっさんの中の人』=『スネークの声の人』と考えて間違いは無い。
スネークの声を担当している人と言えば「大塚明夫」さん。恐らくこの方の声を聞いたことが無い人は少ないだろうか。ワンピースの「黒ひげ」役、ブラックジャックの「主人公」役、ジョジョの奇妙な冒険では「ワムウ」役をつとめる大御所の声優さんである。
大塚さんが演じるキャラは、いずれも強くてしぶい大人な男性。ネット上では、「しぶい」「かっこいい」「ダンディー」「惚れた」などと度々評されている。
しかし、スネークの声に激似(恐らく、大塚さん本人?)な「田中のおっさん」は、既存の大塚さんのイメージの真逆を行く。
語尾に「っぺ」をつけて田舎のおっさんアピールをしてみたり、大企業に向けて「私を使って欲しい」と媚びを売ったり、緊張をほぐすため、「べろべろ」と舌を出して顔の体操をする彼から、スネークの様な「伝説の傭兵」感は一切感じられない。
キャラ設定から、見た目, しゃべり方まで、徹頭徹尾、映えないおっさんを演じている彼。面白さの方向性としては、物まね芸人がよくやる「絶対にやらない。」シリーズに近い。
「あのシブイ声の大塚さんが、何でおっさんVtuberになったの?」という意外性・ギャップがうけて、Vtuber「田中のおっさん」は大いにネットで注目を浴びている。
◇露骨なスネークアピール
彼の動画では、明言はしないが、中の人が大塚さん本人であることを匂わす発言を度々している。この「あえて」明言せず、謎を残すスタンス嫌いじゃない。
例えば、「視聴者と実況するゲームを決める」という動画に「メタルギアソリッド」が登場する。チャンスがあれば、実況してみたいとのこと。
また、ゲーム実況中に偶然ヘビが登場した際、ヘビではなく「スネ~~~~~~ク」と叫んでしまう。また、「ヘビだって、大塚さんだと思えば怖くない」と発言してしまう。
「待たせたな!」と言い出すのも時間の問題か?
あくまで『田中のおっさんの中の人』≠『大塚さん』。という態でやっているが、本人が、Vtuber活動にノリノリ過ぎて全く素性を隠せていない(笑)
今後どういった活動を見せるのか?素性を明らかにする日はくるのか?これからの活躍に期待せざるを得ない。
以上、Vtuber「田中のおっさん」の紹介記事でした。では~。
【コイツ大丈夫?】ディープウェブ・アンダーグラウンドって何が面白いの??
エロ・凌辱。犯罪・ヤ〇〇・お薬。危ないネットの闇を扱うVtuber。ディープウェブ・アンダーグランドを紹介する。
お疲れ様です。
へちやぼらけです。
Vtuber評論家です。
今回紹介する方は、ヤバい・危ないと噂のVtuber「ディープウェブ・アンダーグラウンド」さんです。
◇ディープウェブ・アンダーグラウンド
【基本情報】
・デビュー:2018年4月
・住まい:深層ウェブ
・趣味:深層世界からインターネットで一般人を観察すること
・好きなモノ:グロいモノ
・twitter:DeepWebUnderground (@D_W_Underground) | Twitter
・youtube:DeepWebUnderground - YouTube
ディープウェブ・アンダーグラウンド(DeepWeb・Undergroud)さん。略してDWUさんと呼ばれている。
ドリルのような金髪、お嬢様風の服装で可愛らしい見た目をしている。また、中の人は元エロゲの声優であり、声のクオリティに関しては申し分ない。
彼女は、深層ウェブ(Deep Web)の住人。深層ウェブとは、googleの検索エンジンにはヒットしないような裏の世界の情報を扱うサイトである。
深層ウェブの住人と言うだけあって、彼女が動画化する内容は、やや、アンモラルで倫理観が欠如したものばかり。既存のバーチャルユーチューバーの清廉潔白なイメージとは真逆で、危険な分野をメインの配信コンテンツにしている方だ。
google, facebook, twitter, youtubeなどに転がっている情報(彼女曰く、浅瀬の文化)には興味があまりないようだ。
◇そもそも深層ウェブって?
そもそも、深層ウェブとは何か?わからない方は、以下の記事で分かり易くまとめているので、参照していただきたい。
(リンク先のウェブより引用)
google, facebook, twitter, youtubeが「表層web」と呼ばれているのに対し、「深層web」とは、直接検索することができないサイト。違法なモノから裏情報まで載っている、なんでもありのサイトのことだ。
表層webと深層webの比率は、5:95で、実は深層ウェブの方が情報量としては多いらしい。
例えが古くて申し訳ない。深層ウェブとは、ロックマンエグゼの裏インターネット的な感じだ。
◇漫〇村を潰した?
DWUさんを知る人ならば、必ず知っているであろう「漫●村燃やし事件」。
初投稿の動画【自己紹介】で、「漫●村を燃やします!」と宣言。その日の内に漫●村のサーバーがダウンしてしまった。という割と有名な出来事のことである。
この件にはついては、「偶然説」「本当にやった説」「事前にその情報を知ってた説」。などなど色々憶測が流れている。ちなみに、漫●村 の鯖落ち事件はAbemaTVでも取り上げられている。
偶然にしては出来過ぎている。
深層ウェブから事前に漫●村を攻撃する日を知っていた上で、動画投稿したのではないか?と、私は考えている。初投稿動画は、【自己紹介】動画に見せかけた、とんでもない動画であった。
◇どんな動画?
DWUさんの動画は、5分程度にまとめられており視聴しやすいのが特徴。この章では、具体的にどんな動画を彼女が投稿しているのかまとめてみた。
●闇の住人と交流
彼女がコラボするのは、所謂「ヤベー奴」。例えば、イ●ラム国に志願した大学生とインタビューをしたり、元ホストの現役小説家の方から”お薬”に関するリアルで生々しい話を聞いたりしている。
興味深々なDWUさん。本音の質問攻めで、闇の世界のリアルを学んでいく。危険人物と対峙し、たじたじになるDWUさんも見どころの一つだ。
DWUさんの人脈ってすげーな…。ていうか、こんな過激な動画をyoutubeに投稿してもBANされないのか…。
●ゲーム実況
配信者としては、一般的なジャンルである「ゲーム実況」にも彼女は取り組む。ただ、「一般的な層とは違うことをする」という基本は変わっていない。
彼女は、Vtuber界隈がマリオカートで盛り上がる中、スーパーファミコン版のマリオカートを実況プレイ。「ドットじゃ~ん」「操作性が悪い」と悪態をつきながらも真剣にプレイ。
この実況動画は、「マリオカートにもすぐ飽きて別のゲームをプレイする」ザッピング的なゲーム実況であった。なんとも自由過ぎる、彼女のためのゲーム実況だな。
●視聴者と交流
ディープウェブの住人たる彼女は、基本的にtwitterには興味が無い。しかし、極稀に交流することもある。2018年5月に投稿した動画では、twitterのリプライに送られてきた投稿を紹介した。ちなみに、送られてきたリプライは「陰茎」の画像だらけ。意味が分からない…(笑)
彼女のファンも過激だ…。
また、DWUさんにリプライで文句を言った人を晒上げて動画化して紹介。
思ったことをそのまま口にするタイプの性格だ。視聴者に対して彼女は、5ちゃんねるの掲示板に書き込まれている様な悪口をそのまま口にして、動画化している。
今後どういった 闇の世界を私達に見せてくれるのだろうか?これからの活躍が気になる。以上、Vtuber「ディープウェブ・アンダーグラウンド」さんの紹介記事でした。では~。