へちやぼらけのブログ

総PV数30万を達成!主にVtuber・VRの紹介記事などを執筆する。

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【V-TV:3回目】Vtuber戦国時代の夜明け。新しい時代の幕開け。

【V-TV:3回目】戦国の夜明け。新しい時代の幕開け。 

 

お疲れ様です。
へちやぼらけです。

※この記事では、V-TV(3回目)を視聴してみての所感雑感を述べていきます。ネタバレは極力しません。気になった方はこちらの動画をチェック!

※筆者は個人的な活動がメイン。同団体とは一切の関わりはございません。


第3回 V-TV

 

前回・前々回の記事と、VRoadCasterさんの「V-TV」についてご紹介いたしました。

hetiyaborake.hatenablog.com

hetiyaborake.hatenablog.com

ねこますさんを解説者に加え、VtuberやVRについて語る30分。この放送の第3回目が、5月27日に放送された。今回は、ゲストに「キツネツキさん」「獣音ロウさん」が登場。何とも獣獣しい放送となった。

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第3回放送内容は、ずばりVtuberのマーケティングについて。「Vtuberの新しい時代の幕開け。」を予感させる30分であった。

 

◇Vtuberの弱点

冒頭のVRニュースでは、「Vtuber”藍兎らび”が継続不能となり、引継ぎ先を募集している」という記事について触れた。ファンとして何とも悲しい内容からスタートした。

www.moguravr.com

Vtuberが登場していた頃は、新しいキャラクターが登場するだけで、ネット上ではお祭り騒ぎだったが、この流れも収束に向かいつつあるのかもしれない。

ねこマスさんは、今後、Vtuberとして継続するために「視聴者を早い段階で取り込む企画力」「継続できる程の資金力」の重要さを説く。

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イニシャルコスト、ランニングコストもyoutuberと比べて重くのしかかる。今回の件で、Vtuberのコスト面での弱点が露呈した。

私の記事では、ブームに流されるまま、浮かれ気味にVtuberの良いとこばかりを挙げてきた。

hetiyaborake.hatenablog.com今回は、やや現実的な目線でVtuberの問題点について触れていこうと思う。

 

・費用がかかる。
Vtuberとして活動するためには、様々な人・モノの力を借りなければならない。デザイナー、モデラー、企画屋、演者、エンジニア、そして機材…。当然、人・モノが増えれば増えるほど、費用も嵩んできてしまう。この点はyoutuberに劣ってしまう点。

 

・youtuberの方がメジャー
Vtuberブーム。今も尚衰えることなく、数々のVtuberが生まれ続けているが、実態はまだまだyoutuberの方がメジャーだ。

下の表は、”https://maonline.jp/articles/vtuber20180424”から抜粋したもの。youtuberとVtuberのトップ5のチャンネル登録、総再生数、推定月収をまとめている。

 

[youtuber]
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[Vtuber]

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まだまだ、youtuberの方がメジャーで、推定の月収も高いのが現状。この現状を鑑みれば、さしでyoutuberと戦っていくのは茨の道なのかもしれない。

 

◇Vtuber戦国時代は終わった

 Vtuber=バーチャルのyoutuberという認識が強い。私は、この考え方を基本的に変える必要があるのではないか?と思っている。

折角、モデルを作ったにも関わらず、ゲームの実況や商品レビューだけでは、youtuber達とガチンコで競争するようなモノ。

勿論、今までの方法でも通用する天才的なVtuberは数多くいるが、それは才能と運があってこそ。Vtuber全員が生き残るのは、今後不可能だ。

www.asahi.com

では、今後どうすれば良いか? 私の考えは、「既存の考えに縛られることなくホームであるバーチャル空間内で活躍してみては?」である。現状、バーチャル空間で生まれたにも拘わらず、バーチャルというメリットをあまり活用できていない。

バーチャル空間の活用。ここに、Vtuber存続の活路があるのではないかと考えている。例えば、VRchat。

SNSでは、毎日のように奇行を繰り返す「変な奴」が曝され、時に人気になりテレビ出演までする。

matome.naver.jpこれのバーチャル版をやって、VRchat内で有名人になってみるのも面白いかも知れない。バーチャル空間のやべー奴。行き過ぎた行為はダメだろうが、現実と比べてそのハードルは低いはずだ。

また、前回の記事でも述べたが、学校の授業などでVtuberを使用するのも面白そう。例えば、理科の授業。たらたらと文字だけで科学現象や用語を紹介するだけでは退屈でイメージが沸きにくい。そこでバーチャル技術を使って、科学現象や物体を忠実に再現すれば、面白くない訳が無いVRで”勉強=ツマラナイ”というのは過去の考えに…。勉強は、VRのエンタメの一部になるかも知れない。

www.moguravr.com

AR、MRでの活躍も面白そう。イメージとしては、youtubeを捨てARに全振りした「ヨメミ」さん。

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●総力戦!

色々と個人的な戦略を語ってきたが、大前提としてVR空間に消費者を引き込む”ことが必要となってくる。技術との親和性が高いVtuber。そこに反映の活路があると考えているが、技術が普及しなければ意味が無い。

news.nicovideo.jp

Vtuberの影響力を、企業側に認知してもらい「VR面白そう!」「投資・開発しよう!」と言ったモチベーションを醸成することが不可欠。

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Vtuber戦国時代の夜は明け、楽市楽座のような”競争と協力”が共存したマーケティングにシフトして欲しいなぁ~。潰し合いではなく、Vtuberを全員でVtuber市場を盛り上げて欲しいところ。

企業に如何にVtuberの魅力を伝え、突き動かすことができるかが大事になってきた。個人の再生数で一喜一憂するのではなく。Vtuber全体の総再生数で一喜一憂する必要がある。

 現状は、まだまだVR発展途上。

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 以上。何か今回は、説教くさい内容になってしまった。そして、後半の早足感…。申し訳ございません。。そして、偉そうに語ってきましたが、結局はねこマスさんの考えの受け売りです。次回からは、微力ながらもVtuber市場を更に盛り上げていくべく、元気にVtuberを紹介していきます。

以上!ではっ!